2025年に新登場した エコーショー11(Echo Show 11) は、シリーズ最大の11インチディスプレイと最新AI「Alexa+」を搭載したAmazonデバイス。
従来の エコーショー10(Echo Show 10) と比べて、画面サイズ・音質・設置性がどう変わったのか?
本記事では、スペック・サイズ・音質・AI機能などを徹底比較し、あなたに合うモデルをわかりやすく解説します。
他の新製品については【2025年10月】Amazon Echo 新製品4機種まとめで特集しています!
エコーショー10とエコーショー11のスペック比較

項目 | エコーショー10 | エコーショー11 |
---|---|---|
発売年 | 2021年 | 2025年 |
価格 | 29,800円(税込) | 39,980円(税込) |
画面サイズ | 10.1インチ HD | 10.95インチ フルHD(1920×1200) |
音響 | 2.5インチウーファー×1+ツイーター×2 | 2.8インチウーファー×1+フルレンジドライバー x 2 |
プロセッサ | AZ2 | AZ3 Pro(AI Accelerator搭載) |
カメラ | 1300万画素(自動追尾対応) | 1300万画素 (自動フレーミング機能) |
AI機能 | Alexa(従来版) | Alexa+(生成AI対応) |
設計 | モーター可動ベース | 固定筐体(軽量・静音) |
Wi-Fi | Wi-Fi 5対応 | Wi-Fi 6E対応 |
スマートホームハブ | Zigbee対応 | Zigbee、Matter、Thread対応 |
カラー | チャコール/ホワイト | グレーシャーホワイト/グラファイト |
エコーショー11は、ハードもソフトも刷新された上位互換モデル。
音響チューニングやAIの自然さも進化しており、「リビングの情報ハブ」としてより実用的になっています。
エコーショー11とエコーショー10のサイズ比較
サイズや重さは設置性に直結する重要なポイントです。
以下の比較を見ると、エコーショー11の軽量・省スペース化が一目瞭然です。
項目 | エコーショー10 | エコーショー11 |
---|---|---|
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約251×172×230mm | 255×127×182mm |
重さ | 約2.91kg | 約1.3kg(1,302g) |
比較ポイント
・奥行き・高さが2割減!
固定筐体になったことで設置スペースが大幅にコンパクトに。
壁際や棚にもフィットしやすくなりました。
・重さは半分以下
モーターを廃したことで約1.6kgの軽量化。
取り回しが楽で、寝室やデスクにも置きやすくなりました。
・画面が大きくなったのに幅はほぼ変わらず
画面は1インチアップしましたがベゼルが細くなったの幅はほぼ同じ。

エコーショー10は結構大きかったから、省スペースにおきたい人には11がいいね!
エコーショー11とエコーショー10のデザイン・設置性の違い
エコーショー10の大きな特徴は、ユーザーを追尾するモーター式の可動ベース。
カメラが自動で動き、どの位置からでも自分を画面中央に映せるのが強みでした。
一方、エコーショー11は固定デザイン。
回転機構を廃止した代わりに、静音・軽量化・省スペースを実現しています。



回転するのは可愛かったけど、うちはだんだん嫌になってきて固定して使ってたよ。。
エコーショー11とエコーショー10の画面・映像品質の違い
- エコーショー10:10.1インチ HDディスプレイ
- エコーショー11:10.95インチ フルHDディスプレイ(1920×1200)
フルHD化により、文字や映像がより鮮明に。
特に動画視聴やレシピ表示時の見やすさは大幅に向上しています。
さらに、ベゼルが細くなり、映像が浮き出るような一体感も魅力。
Prime VideoやYouTube視聴にはエコーショー11が最適です。
エコーショー11とエコーショー10の音質の違い
エコーショー10は2.1ch構成で低音の迫力が特徴。
サブウーファーの厚みも感じられます。
一方のエコーショー11は、2.8インチウーファー+デュアルフルレンジドライバーを搭載。
空間オーディオにも対応し、より自然で広がりのあるステレオサウンドを実現しています。



音質性能もエコーショー11で正統進化しているね
エコーショー11とエコーショー10のAI機能・チップ性能の違い
エコーショー11は最新の AZ3 Proチップ(AI Accelerator搭載) を採用。
従来のAZ2よりも処理性能が大幅にアップし、Alexaの反応速度・音声認識精度が向上しています。
また、生成AI「Alexa+」 に対応。
自然な対話・複数条件のリクエスト処理が可能になりました。
例:「明日の天気と通勤ルート、それに合う服装を教えて」
→ Alexa+なら文脈を理解して総合的に回答。
従来モデルにはないAIアシスタントとしての知的進化が魅力です。
エコーショー11とエコーショー10のカメラ・ビデオ通話の違い
どちらも1300万画素カメラを搭載。
ただし仕組みが異なります。
- エコーショー10:物理的にカメラが動いて自動追尾
- エコーショー11:AIによる自動フレーミング(デジタル補正)
エコーショー10のほうが追尾性能は高いですが、
エコーショー11は静音で動作し、デスク設置でも邪魔になりません。
エコーショー11とエコーショー10のスマートホーム連携の違い
エコーショー11は、スマートホーム規格に対応するZigbee/Matter/Threadをすべてサポート。
スマート電球やカメラのハブとしても活躍します。
(エコーショー10はZigbee対応のみ)



他社製のIoTデバイスとの連携もスムーズに!
まとめ:軽くて賢いエコーショー11、コスパのエコーショー10
- エコーショー10:コスパと自動追尾で「動くスマートディスプレイ」
- エコーショー11:軽量・静音・AI強化で「次世代の家庭アシスタント」
価格は1万円差がありますが、「AI対応」「省スペース」「大画面・高音質」を重視するならエコーショー11が総合的におすすめです。
関連リンク
Echo Show11のレビューはこちら 👉 Echo Show11レビュー
Echo Show10のレビューはこちら 👉 Echo Show10レビュー
新型Echo Show8との比較記事はこちら 👉 Echo Show11とEcho Show8第4世代比較
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