Amazonは2025年秋、スマートスピーカーの最上位モデルとなる新型 Echo Studio(エコースタジオ) を発表しました。
初代モデル(2019年発売)から約6年ぶりのフルリニューアルで、音響構造・AI・通信・スマートホーム対応すべてが大幅に進化しています。
この記事では、旧型 Echo Studio(2019年モデル)との違い を徹底比較し、買い替えの価値があるかをわかりやすく解説します。
他の新製品については【2025年10月】Amazon Echo 新製品4機種まとめで特集しています!
※発売前なので性能・スペック比較までにしています。製品届き次第詳細レビューも追記します。
新型エコースタジオ(2025年)とは?

新型 Echo Studio は、「スタジオ級サウンドを家庭で再現する」というコンセプトを継承しつつ、最新チップと新設計スピーカーシステム によって音響精度とAI応答を強化。
特に、低音の制御性能と立体音場再現が向上し、Dolby Atmos/360 Reality Audio(ソニー技術) の再生にも引き続き対応しています。
さらに、スマートホーム機能が進化し、Zigbee/Matter/Threadの統合ボーダールータ内蔵です。
Echoシリーズ全体をつなぐ中核デバイスとなりました。
価格は 39,980円(税込)、発売日は 2025年10月29日。
新型エコースタジオについてはこちら 👉 新型Echo Studioレビュー
【比較表】新型 Echo Studio と 旧型 Echo Studio の違い
旧型 Echo Studio(2019年) | 新型 Echo Studio(2025年) | |
---|---|---|
発売年 | 2019年 | 2025年 |
価格 | 29,980円(税込) | 39,980円(税込) |
チップ | MediaTek MT8514 | AZ3 Pro(Alexa+対応) |
スピーカー構成 | 5ドライバー構成(ウーファー×1、ミッド×3、ツイーター×1) | 6ドライバー構成(新開発ウーファー+ツイーター改良) |
音響技術 | Dolby Atmos/360 Reality Audio対応 | Dolby Atmos/360 Reality Audio+空間補正強化 |
スマートホーム対応 | Zigbee対応 | Zigbee/Matter/Threadボーダールーター対応 |
ホームシアター機能 | 最大2.1ch対応 | 最大5.1ch対応 |
通信 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6E対応 |
カラー | チャコール/グレーシャーホワイト | グラファイト |
サイズ | 175 × 206 × 175 mm | 155 × 142 × 148 mm |
重量 | 約3.5 kg | 約1.6 kg |
性能面での進化はもちろんのこと、外観もかなりコンパクトになりました!
新型エコースタジオ音質の違い:低音の深みと空間再現がさらに進化
旧型 Echo Studio(2019)
- 5ドライバー構成(ウーファー×1、ミッドレンジ×3、ツイーター×1)
- 当時としては破格の立体音響対応(Dolby Atmos/360 Reality Audio)
- 自動音場補正による最適化が可能
- ただし、高音域の伸びと低音のキレにやや物足りなさが残るという声も。
新型 Echo Studio(2025)
- 6ドライバー構成に進化し、ウーファーが改良されたことで低音の分離感が向上。
- Dolby Atmos/360 Reality Audio対応は継続しつつ、より自然な「前後・上下の音場表現」を実現。
- 音の広がりが格段に自然で、ボーカル定位も明確に。
👉 旧型はパワー、新型は繊細さと立体感 が特徴。
新型エコースタジオのAI性能とチップの違い:Alexa+対応で自然な会話へ
- 旧型は MediaTek チップ搭載で、標準Alexaの音声応答性能。
- 新型は AZ3 Proチップ に刷新され、Alexa+ に正式対応。
Alexa+では文脈を理解する自然会話が可能になりました。
「昨日流した曲もう一回」「リビングの電気もう少し暗く」など、前後の会話を踏まえて動作しますよ。
また、音声コマンドの反応速度も約1.5倍向上しており、複数のスマートデバイスを同時に制御しても遅延が少なくなりました。
新型エコースタジオのスマートホーム対応の違い
旧型Echo StudioもZigbee対応で基本的なスマートデバイス制御が可能でしたが、新型ではMatter/Threadボーダールーター機能を追加。
これにより、メーカーを問わずスマートライトやエアコン、ロボット掃除機などをEcho Studio単体で直接接続・制御できるようになりました。
また、Echo Show 8(第4世代)など他デバイスとの連携もよりスムーズで、家中のEcho機器を統括する“スマートホーム中枢”としての役割を担います。
エコースタジオ新型?旧型?おすすめユーザー比較
タイプ | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
音質を最重視・最新機能を求める | 新型 Echo Studio(2025) | AZ3 Proチップ+空間補正強化+Wi-Fi 6E |
スマートホーム中心に使いたい | 新型 Echo Studio(2025) | Matter/Thread対応で統合制御が可能 |
コスパ重視・まずは立体音響を試したい | 旧型 Echo Studio(2019) | 価格が下がっている今が狙い目 |
新型エコースタジオの違いまとめ
旧型は力強さ、新型は緻密さ。
Echo Studioは2025年モデルでechoシリーズとおなじ丸型のスタイリッシュなデザインに変わりました。
デザインだけでなくechoの中でも音質・AI・スマートホームすべての面で一歩先を行くモデルです。
関連リンク
新型エコースタジオについてはこちら 👉 新型Echo Studioレビュー
旧型エコースタジオについてはこちら 👉 旧型Echo Studioレビュー
Echo dot Maxとの比較はこちら 👉 Echo Dot MaxとEcho Dot 第5世代の違い
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