2025年10月、AmazonからEchoシリーズの新製品が一挙に4機種発表されました。ラインナップは以下の通りです。
- Echo Dot Max(新登場)
- Echo Studio(新型)
- Echo Show 8(第4世代)
- Echo Show 11(新登場)
これまでEchoは「Dot」「通常Echo」「Studio」「Show」とシリーズが整理されてきましたが、今回は特に「音質」と「画面サイズ」という2つの軸で大きな変化が加えられています。
さらに、全モデル共通で次世代のプロセッサ AZ3 / AZ3 Pro が搭載され、AIアシスタント「Alexa+」に対応。加えて、ユーザーの距離や環境を検知する Omnisenseセンサー が導入され、より自然な応答や自動調整が可能になりました。
これまでEchoを使ってきた人にとっても、今回の刷新は「買い替えを検討する理由」になる内容と言えます。
新型Echo 4機種のスペック比較表
まずは4機種のスペックを横並びで見てみましょう。
特徴 / モデル | Echo Dot Max ![]() | NEW Echo Studio ![]() | Echo Show 8(第4世代)![]() | Echo Show 11 ![]() |
---|---|---|---|---|
価格 | 14,980円 | 39,980円 | 34,980円 | 39,980円 |
発売日 | 10月29日 | 10月29日 | 11月12日 | 11月12日 |
サイズ | 小型 | 従来比40%小型化 | 8.7インチディスプレイ | 11インチディスプレイ |
スピーカー | 高性能ウーファー2ウェイ構成 | 高音質設計 (空間オーディオ) | ステレオ | ステレオ |
プロセッサ | AZ3 | AZ3 Pro | AZ3 Pro | AZ3 Pro |
AI対応 | Alexa+ | Alexa+ | Alexa+ | Alexa+ |
主な特徴 | 重低音強化 Dot上位版 | Hi-Fi志向 迫力音響 | 自動調整 明暗対応 | 大画面、家族向けリビング |
こうして見ると、それぞれがしっかりと役割を持っていることが分かります。
- Dot Maxは小型機ながら音質強化
- Studioは高音質派向けの定番を小型化
- Show 8は定番サイズの改良版
- Show 11は新しいポジションを狙う大画面機
買い替えを検討している方にとっては「自分の利用シーンに合うモデルがどれか」が重要になります。
Echo Dot Max(新登場)

Echo Dotシリーズに新しく加わった「Max」。名前の通り「Dotの中で最大の実力」を発揮するモデルです。
価格と発売日
- 14,980円
- 10月29日発売予定
特徴
- 2ウェイスピーカーを搭載(高性能ウーファー + カスタムツイーター)
- 低音域が大幅に強化され、従来のEcho Dot(第5世代)の約3倍の重低音を実現
- 小型サイズはそのままなので、置き場所を選ばない
- 部屋の音響特性を自動分析し、最適な音で再生
従来モデルとの違い
いままでEcho Dotは単一スピーカーでしたが、Dot Maxは2ウェイスピーカーに進化。特に低音の量感と音の広がりが大幅に向上しました。「小さいけど音が物足りない」と感じていたユーザーには大きな改善点です。
【関連記事】echo dot 第4世代の使い方やできることを写真で詳細レビュー!
向いている人
- 小型スピーカー派だが音質には妥協したくない
- ベッドサイドやデスクサイドで使うが音楽も楽しみたい
- Echo Dotからの買い替えを検討している
👉 詳細レビュー記事はこちら(公開後リンク追加予定)
Echo Studio(新型)

Echoシリーズの中で「音質特化モデル」として位置付けられているのがStudio。今回の新型ではサイズが約40%小さくなり、設置のしやすさが格段に向上しました。
価格と発売日
- 39,980円
- 10月29日発売予定
特徴
- 高音質設計を継承しつつ小型化
- 空間オーディオ技術とDolby Atmosに対応し、立体的な音響体験を実現
- 高性能ウーファー + 3つのフルレンジドライバーを搭載
- モダンな球体デザインと3Dニット技術の生地で音の透過性を向上
- Alexa+による音楽検索やAI対応も強化
従来モデルとの違い
旧Studioは音質は良かったものの、サイズが大きくて設置場所を選びました。新型はサイズダウンによりリビングや寝室などにも置きやすく、日常使いがしやすい点が大きな違いです。

なんせ旧型studioはかなり大きかったからね、、
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向いている人
- 音楽をメインにEchoを使いたい
- 音質のために大型スピーカーを置くのに抵抗があった
- 旧Studioを持っていて、取り回しに不満があった
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Echo Show 8(第4世代)


Echo Showシリーズの定番「8インチ」モデルが第4世代に進化しました。従来から人気の「大きすぎず小さすぎない画面サイズ」はそのままに、映像と音声体験がさらに強化されています。
価格と発売日
- 34,980円
- 11月12日発売予定
特徴
- ディスプレイが周囲の明るさに合わせて自動調整
- フロント配置のステレオスピーカー + カスタムウーファーを新搭載
- 部屋中に広がる迫力ある空間オーディオを実現
- ビデオ通話やPrime Video視聴がより快適に
- 1,300万画素カメラ搭載
従来モデルとの違い
第3世代からの進化点は「画質・音質の向上」。特にビデオ通話時の見やすさや、映画・ドラマ鑑賞の臨場感が増しました。



echoに画面がついたような外観で大きくデザインもアップデートされたね!
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向いている人
- 家族や友人とビデオ通話を楽しみたい
- 寝室やキッチンに置くスマートディスプレイを探している
- 旧Show 8を持っていて、音質や画質の向上を求めている
👉 詳細レビュー記事はこちら(公開後リンク追加予定)
Echo Show 11(新登場)


新しく追加された大型ディスプレイモデル。Echo Show 10よりさらに大きい「11インチ」の画面を備えています。
価格と発売日
- 39,980円
- 11月12日発売予定
特徴
- シリーズ最大級の11インチディスプレイ
- ステレオスピーカー + カスタムウーファー搭載で映像+音楽体験を両立
- リビングやファミリースペースでの利用に最適
- 表示領域を大きく活用し、ユーザーにとって大切な情報をより多く表示
Show 10との比較
Show 10は「回転ディスプレイ」というギミックが特徴でしたが、Show 11はシンプルに「大画面据え置き」。動きのあるギミックよりも、安定した大画面を求めるユーザー向けです。



echo show10よりも画面が大きくなったのに全体サイズはコンパクトに!
【関連記事】echo show10を40枚以上の写真で詳細レビュー
向いている人
- 家族で写真や動画を共有したい
- 大画面でレシピや動画を楽しみたい
- リビングに置く”据え置き型”スマートディスプレイが欲しい
👉 詳細レビュー記事はこちら(公開後リンク追加予定)
旧モデルとの違いを徹底比較
Dot Max vs Echo Dot 第5世代
- 低音の迫力が段違い(約3倍の重低音)
- Dotのコンパクトさはそのまま
- 単一スピーカーから2ウェイスピーカーへ進化
- 音質に不満があったDotユーザーは買い替え候補
Studio新型 vs 旧Studio
- サイズが約40%小型化され設置性アップ
- 音質の方向性は継承しつつさらにチューニング
- 3Dニット技術で音の透過性向上
- 音楽ファンは新型に移行するメリット大
Show 8 第4世代 vs 第3世代
- 音質・画質ともに進化
- ステレオスピーカー + ウーファー追加
- 価格帯は大きく変わらず、買い替えメリットが明確
Show 11 vs Show 10
- 「回転ディスプレイ」ではなく「大画面固定」へ方向性が変化
- 家族利用や動画視聴ならShow 11、ユニーク体験を求めるならShow 10
新echo機種共通の新技術
次世代プロセッサ「AZ3 / AZ3 Pro」
- Echo Dot Max: AZ3チップを搭載(高度なノイズフィルタリング + 優れた会話検知)
- Studio / Show 8 / Show 11: AZ3 Proを搭載(音声処理 + 言語処理 + 画像認識に対応)
Omnisenseセンサー技術
複数のセンサーを組み合わせて室内の状況を検知。
- 音声認識
- 超音波センサー
- WiFi CSI
- 加速度センサー
- カメラによる映像認識(Show 8 / Show 11)
生成AI「Alexa+」対応
全モデルが将来的にAlexa+に対応予定。より自然な会話や高度なタスク処理が可能になります。
Alexaホームシアター機能の強化
従来の2.1chから最大5.1chの音響システム構成が可能に。最大5台のEcho Studio / Dot Maxと対応Fire TVを組み合わせて、臨場感のある音響システムを構築できます。
買い替えにおすすめの人は?
- Dot Max: コンパクトでも音質にこだわりたい
- Studio新型: 音楽体験を重視、設置性を改善したい
- Show 8: 家族や友人とビデオ通話、キッチンや寝室で使いたい
- Show 11: リビングで大画面を楽しみたい
まとめ|どの新型Echoを選ぶべき?
2025年10月の新製品は、それぞれが明確なターゲットを持っています。
・音質重視 & 小型 → Echo Dot Max
・本格的な音楽体験 → Echo Studio新型
・バランス重視の定番 → Echo Show 8
・大画面で家族利用 → Echo Show 11
👉 他のEchoモデルも含めて比較したい方はこちら ↓
echo全比較→【 全比較!】echo dot(第3・4世代)、echo、echostudioは何が違う?
echo show全比較→【全比較】echo show5・8・10・15を全機種実機比較!
今後、発売後には実機レビューを追記予定です。 実際の使用感・音質の違いについても詳しく解説していきますので、ブックマークをおすすめします!
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